「なんとなく」の言語化

「なんとなく」、という言葉がある。

仕事でこの「なんとなく」という言葉を使うと、もれなく嫌な顔をされる。 しかしぼくは、適当に生きてきた人間なので、つい「なんとなく」と口に出してしまう。

最近も、「なんとなく」とかフザけてんの?みたいな態度を取られたことがあり、「なんとなく」をなんとかする必要があるなと思い、「なんとなく」についてなんとなく考えていた。

結論から言うと、ぼくの中では「なんとなく」は悪く無いということになった。 「なんとなく」とは、これまでの人生で得た経験や体験の集合体で、それが潜在的なところまで刷り込まれたものであると結論付けた。

しかし、それを人に説明するときに経験や体験を一気に話しても伝わるわけがない。(ということも、なんとなく知っている。)

情報量が多すぎて説明も不可能、そこでとっさに出る一言が「なんとなく」である。

ここまで考えて、「あぁ、なんとなく自体が悪いのではなく、なんとなくを言語化する手段を持っていないのが悪いんだな」ということになった。

なので、「なんとなく」で出てきた考えを「これは、なんとなく思った意見だからダメダメ」と全否定するのではなく、「なんとなく」を上手く素早く言語化する技術を身につけられたらなと思う。

そうは言っても、すぐ身につく技術ではないと思うので、常日頃から少しずつ意識してなんとかしていきたい。