高校を卒業した

先日、卒業式があって無事めでたく高校を卒業した。
めでたいとは言っても僕が通っていたのは通信制高校なので特に大変だったわけでもなく、結構楽に卒業できてしまった。
思い返してみれば学校というフィールドでは何もしていないけど、それなりに学校外で面白い活動ができた3年間だったと思ってる。
普通の高校生より時間を自由に使える通信制ということで、普通の高校生にはできない経験や体験をいっぱいした、させてもらった。
こんなふうに言うと少し恥ずかしい気もするけど、ぼくはそのことを結構誇りに思ってる。
一応の節目だし、この3年間を振り返って文章を書こうという気になった。

この高校に入った理由

そもそも僕は高校に進学する気など毛頭無かった。 中学生のとき不登校でひきこもりをやっていた影響で進学できる高校など底辺中の底辺高校しかなかった。
そんなところに進学しても気休め程度の学歴にしかならないし、それくらいなら手に職を付けたほうが懸命だと思いぼくは就職の道を選んだ。

しかし、職安に行ったら職安の偉い人が出てきて「ええか、高校だけは出なあかん」と説教をされ追い返されたりした。

同じタイミングで前々から名前を知っていた京都市内のとあるデザイン事務所がたまたま求人を出していたので、それに応募してみることにした。
そこの社長さんは、当時中学生のぼくにちゃんと会ってくれて面接してくれた。
ただ、社員としては採用できないのでインターン(無給)なら良いよと言ってくださった。中学三年の年末くらいのことだったと思う。

インターンが決まったとは言っても無給だし、4月から特に食い扶持稼げる宛もない...それに、なんだかんだで最終学歴が中卒というのは漠然と怖いと言うのがあってぼくは通信制に進学することにした。んだと思う。(はっきりは覚えてない

通信制の入試なんてあって無いようなもので、面接でお利口ちゃんのフリしてたら合格通知が来た。

高校1年、デザイン事務所で無給インターン

真面目に朝から学校に行っていたのも始めのうちだけで、通信制なんて適当にやれば大丈夫そうと味をしめた僕は、午前中にちょろっとだけ学校行って出席の認定だけゲットしてあとはデザイン事務所でデザインしたりコーディングしたりという日々を送った。
今から思えば特に技術力のある会社でもなく、インターンとして教育してくれる体制もない会社だったけど、当時何の技術も持ってない僕を拾ってくれたことには大いに感謝している。
この会社では、分からなかったらまずググり倒すことなどを隣に居たデザイナーの人に教えてもらった。(今でも本当に重要なことを教えてもらったと思ってる)

結局高校一年の冬に、この会社内でドロドロとした色々があって大人って怖いなと思って丁度一年の終わりだし辞めた。

高校2年、ひきこもり

高校2年になったぼくは、かなり怠惰な生活を送っていた。
これじゃイカンと思って始めたコンビニバイトも5日でキツくなってやめた。人生この先、立ち仕事だけは出来ないなと思った。
バイト辞めた後は更に怠惰になって、ひきこもりの鏡みたいな生活を送った。
昼夜逆転したり、ニコ生に1日中張り付いて可愛い女の子見つけてはコメントしたり、2chでダラダラしたり、ネトゲに没頭したり、まあ堕ちぶれた生活をした。

そんな高校2年も終わりに差しかかった頃、僕にとって高校生活最大の転機が訪れた。
FICCの社員さんから「オフィスに遊びに来てみない?」と誘われたのだ。

当時ぼくの中でFICCと言うと「何か超凄そうな人たちが超上品なブランドサイト作ってたり、あのJAYPEG運営してる凄い会社!!」って感じで、そのFICCの人に興味もって貰えたってのが凄く嬉しくてオフィスに遊びに行かせてもらった。
一度目、オフィスにお邪魔した時に「ウチでバイトすれば良いのに」みたいなことを言われたんだけど、さっきも書いたようにぼくの中ではFICCってクッソ凄い会社だと思ってたので(実際凄いんだよ)HTMLとCSSしかかけないぼくがバイトなんて恐れ多すぎて申し訳ないと思って適当に流してしまった。

高校3年、F社でアルバイト、そして大学入試へ

F社

そんなFICCだけど、何だかんだで4月にもう一度オフィスに呼んでもらえてその時にバイトするみたいな流れになった。
丁度高校三年にあがるタイミングだったのもあって忙しかったので期間が空いたけど、5月中旬に面接してもらってらった。 人生初プレゼンしてちょっと失敗したけど何とか5月下旬からFICC KYOTOでアルバイトできる事になった。

FICCという会社は大変懐が深く社内教育環境が整った会社だった。
入社して始めの数日はコーディングテストというのがあって、現状のコーディングスキルを確認してもらったり、コーディングの問題点を指摘して貰えたりした。 こんなの始めてだったので凄い勉強になったし、「基本的なマークアップはほぼ完璧やん!」と言ってもらえて凄く嬉しかったりした。

それ以降は通称JSテストと言ってJavaScriptを修得するための社内教育カリキュラムみたいなのをやった。
わからないことがあったらまずググる。でもプログラミング始めたての頃ってググったところで、出てくる用語が分からなくて結局何も分からない。
そこで、本当に申し訳ないと思いながらわからないことがある度に近くのデベロッパーさんに聞いた。
本当、お忙しいところ申し訳なさ過ぎてごめんなさいって感じだったけど、嫌な顔せず丁寧に丁寧に教えてくれた。
この間、何かぼくがFICCの売上に貢献したことがあっただろうか?
全く無かったと思う。
むしろ質問するぶん、優秀な社員さんの働く時間を奪ってるわけだし足引きずりまくってた気がする。
そういう後ろめたさはあったけど、その分頑張って成長しようと自分なりに努力した。(つもり)

夏頃から徐々に案件にもかかわらせてもらえるようになって、楽しくコーディングした。
詳細な時期は忘れたけど、初めて僕がjQueryを使って組んだページがWeb上に公開された時はかなり嬉しかった。

あと案件に関われるようになってからはGitやGitHubの使い方を習得する必要が出てきたので、それも隣に座ってるデベロッパーさんに丁寧に教えてもらって習得した。 Gitの習得にはかなり時間を要した。マージやプッシュは何かヤバイことになってしまいそうな気がして、毎回「これで大丈夫ですかね?ちょっと見てください...」って聞いてた気がする。
物覚えが悪くてごめんなさいって感じだ。
それでも毎日触れているとそれなりに抵抗なく触れるようになって、今ではそこそこ触れるようになった。(とか言いつつ、つい先日もmasterブランチに変なもんマージして色々ご迷惑かけたらしいので本当にごめんなさい)

ちょっと仕事になれた頃に東京オフィスの人たちともコミュニケーションを取る機会ができた。
それで、東京の超凄いデベロッパーの人に頼まれて色々作った。
APIからJSONを取得してグラフ化するWebアプリやCanvasとJavaScriptでヒートマップを表示するZakkin.jsという謎なライブラリを作ったりした。
正直、かなり凄い要望(当時の自分の実力的に)をぶっ込んでこられたので完遂出来なかったものも多々ある。
JSONを取得してグラフ化するWebアプリを作ってって言われたときは、そもそもJSONが何かをよく理解してなかったし、どうやってAPIを叩いてJSONを引っ張ってくるのか分からなくて1日中ググってたりした。
話は変わるけど、何だかんだでココらへんからサーバーサイドにも憧れ始めた気がする。
話を戻すけど、その東京の凄いデベロッパーさんからの頼まれごとは僕を成長へと導いてくれたので、感謝してます。本当にありがとうございます。
(Twitterで「とおもうわんわんだった」とか言って煽ってますが本当はめっちゃ感謝してます。)

そんなこんなで、FICCに入ってからは色んな面白い&凄い人達に出会い、色んなことを教えてもらってステップアップしていった。
入る前はHTMLとCSSしか書けなかった僕が、SASSを使い、jQueryを書き、Git使いって感じで色々できるようになった。
(その間もバイトだしお給料が貰えた、本当にありがたい話だと思う。)

バイトの話はここらへんにしておいて、3年も後半になると進路とか色々頑張らないといけない。

受験

僕は一応、立命館大学情報理工学部を志望校にしていた。
馬鹿が受ける模試として有名な進研模試で偏差値47判定のぼくがだ。(多分立命館は60前後だと思う)

一般で受験することは早々に諦めてAO入試一本に絞った。(と言うかはじめからAOがあったから受けたんだけど)
立命館ともなるとAOの審査もかなりしっかりしてて、そこら辺のFラン大学みたに受ければ受かるってのでは無い。

立命館が主催しているプログラミングコンテストにて入賞すれば、かなりAO入試に有利になるとのことだったので僕はそれに参加した。 結論から言うと、Node.js製の静的サイトジェネレーターであるINARIというアプリケーションを作成し入賞してAO入試に有利な条件で臨めることとなった。

入試前後はほんと色々バタバタしてて、バイト中に全然集中出来ない日が結構あったことをここで告白しますね。反省してますごめんなさい。

入試前日になった。
凄く緊張していて寝れないってときに、FICCのオフィスで隣に座ってるデベロッパーさんがTwitterでDMくれた、本当に嬉しかった。
「絶対受かると思うけど、万が一あかんくてもFICCが君を欲しがるから、居場所はあるで。」と。
なんか、スッと楽になって寝た。

受験本番は無我夢中で小論文を書き、面接でコードを書いた。
実を言うとあんまり覚えてない、それくらい必死だった気がする。(適当)

結果発表の12月2日。
合格だった、嬉しかった。
親も喜んでくれたし、FICCの社員の人たちも喜んでくださった。
特に親にはここまで右肩下がり(小学校優等生>中学不登校>高校通信制)のぼくしか見せて来れなかったので嬉しかった。
あと、中学で不登校になったときガンガン僕を見下してたみなさん、どうもこんにちはって感じです。本当にコンニチハ。

合格してなんとなく浮かれていたのも数日の話で、元の日常を過ごすうちに年が明けた。
新年明けて初出社の日、京都オフィスの人全員で八坂神社に初詣に行った。 おみくじ引いたら大吉が出てビックリした。

どうでもいい話だけど、ぼくがおみくじを引いたのはこの大吉以外1回のみで、その時は「吉凶未分」とか言うのを引いた。
小さい頃だったので、大吉でも無く大凶でも無く、なんだこれって感じで大変がっかりしたのを覚えてる。

何の話だったかと思えば、今年はラッキーボーイだって話だ。
ラッキーなうちにがんばろうと思う。

そして高校生活最後の三ヶ月はずっとNode.jsとか触って遊んでた。
純粋にサーバーサイドのプログラミングが楽しくなって色々遊んでた。
まだ、何もカタチにできていないんだけどね。
そのうち、ってか近いうちにカタチにするつもり。

卒業式

全くと言っていいほど高校に思い出がなかったため、涙一滴流す事無く卒業式を終えた。
通信制の卒業式って面白くて、キャバ嬢みたいな格好してるやつからドカタみたいな格好してるやつまで底辺DQN大図鑑って感じがあって中々趣あった。

そのあと、卒業のお祝いってことでFICC KYOTO Developerチームの2人が焼き肉に連れて行ってくださった。
2人ともお酒飲んでて色々話が弾んで面白かった(もちろんぼくはお酒は飲んでないからね、ジンジャエールだったからねっーだ

その中で、「そういえばPちゃんがFICC来てみる?って声かけられたのいつだっけ?」みたいな話があって色々調べるとほぼ一年前ってことがわかった。
別にオチのある話じゃないんだけど、何か凄く感慨深く思った。

ちなみに、このお二人にはFICC入って以降、一番色々教えてもらたり背中押してもらったりケツ叩いてもらったお二方ですので凄く感謝してます。
オフィスで口に出して言うのは凄く照れくさいので言わないけど、本当にありがとうございます。

オワリハジマリ

高校生活は終わったけど、次また大学生活が始まる。
就職までの4年間、学生生活最後の4年間でもある。
今まで以上に色々自由になるだろうから、その分色々なことにチャレンジしていけたらなと思ってる。
その具体的な内容も頭のなかで妄想してて日々楽しい感じだ。

ただ、その詳細まで書いてると記事は長くなるし、明日起きれなくなるし(書いてるの深夜)でいいコトなさそうなので、また大学の入学式の前後にでも書こうかなと思う。
ああ、久々に長い文章書いて疲れたのでそろそろ寝ますね。